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1. WO2021145215 - INFORMATION PROCESSING DEVICE, INFORMATION PROCESSING METHOD, PROGRAM, AND INFORMATION PROCESSING SYSTEM

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明 細 書

発明の名称 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム

技術分野

0001  

背景技術

0002   0003  

先行技術文献

特許文献

0004  

発明の概要

発明が解決しようとする課題

0005   0006  

課題を解決するための手段

0007   0008   0009   0010   0011  

図面の簡単な説明

0012  

発明を実施するための形態

0013   0014   0015   0016   0017   0018   0019   0020   0021   0022   0023   0024   0025   0026   0027   0028   0029   0030   0031   0032   0033   0034   0035   0036   0037   0038   0039   0040   0041   0042   0043   0044   0045   0046   0047   0048   0049   0050   0051   0052   0053   0054   0055   0056   0057   0058   0059   0060   0061   0062   0063   0064   0065   0066   0067   0068   0069   0070   0071   0072   0073   0074   0075   0076   0077   0078   0079   0080   0081   0082   0083   0084   0085   0086   0087   0088   0089   0090   0091   0092   0093   0094   0095   0096   0097   0098   0099   0100   0101  

符号の説明

0102  

請求の範囲

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20  

図面

1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13  

明 細 書

発明の名称 : 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム

技術分野

[0001]
 本開示は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システムに関し、特に、より容易に経路計画を実現できるようにする情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システムに関する。

背景技術

[0002]
 移動体が給電を受ける充電ステーションに、移動体のユーザを案内するための構成が知られている。
[0003]
 例えば、特許文献1には、過去に利用した送電装置の利用履歴に基づいて、給電可能な送電装置が設置された充電ステーションを検索する情報提供システムが開示されている。

先行技術文献

特許文献

[0004]
特許文献1 : 特開2016-102668号公報

発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005]
 しかしながら、特許文献1の構成では、どの充電ステーションを利用するかをユーザが決める必要があるため、移動体の経路計画に手間がかかってしまう。
[0006]
 本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より容易に経路計画を実現することができるようにするものである。

課題を解決するための手段

[0007]
 本開示の情報処理装置は、移動体の出発地から目的地までの移動経路を設定する経路計画部を備え、前記経路計画部は、前記移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、前記移動体を充電する複数の充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートを選択する情報処理装置である。
[0008]
 本開示の情報処理方法は、移動体の出発地から目的地までの移動経路を設定する情報処理装置が、前記移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、前記移動体を充電する複数の充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートを選択する情報処理方法である。
[0009]
 本開示のプログラムは、コンピュータに、移動体の出発地から目的地までの移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、前記移動体を充電する複数の充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートを選択する処理を実行させるためのプログラムである。
[0010]
 本開示の情報処理システムは、移動体の出発地から目的地までの移動経路を設定する情報処理装置と、前記移動体を充電する複数の充電ポートとを備え、情報処理装置が、前記移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、複数の前記充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートを選択する情報処理システムである。
[0011]
 本開示においては、移動体の出発地から目的地までの移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、前記移動体を充電する複数の充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートが選択される。

図面の簡単な説明

[0012]
[図1] 本開示に係る技術の概要について説明する図である。
[図2] 本開示に係る技術を適用した情報処理システムの構成例を示す図である。
[図3] UTMの機能構成例を示すブロック図である。
[図4] 経路計画処理の流れについて説明するフローチャートである。
[図5] 経路計画処理の流れについて説明するフローチャートである。
[図6] 経由ポートの選択について説明する図である。
[図7] 経由ポートの選択について説明する図である。
[図8] 経由ポートの選択について説明する図である。
[図9] 経由ポートの選択について説明する図である。
[図10] 経由ポートの選択について説明する図である。
[図11] 経由ポートの選択処理の流れについて説明するフローチャートである。
[図12] 経由ポートの選択処理の流れについて説明するフローチャートである。
[図13] コンピュータの構成例を示すブロック図である。

発明を実施するための形態

[0013]
 以下、本開示を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
[0014]
 1.本開示に係る技術の概要とシステム構成
 2.UTMの構成
 3.経路計画処理の流れ
 4.経由ポートの選択の具体例
 5.コンピュータの構成例
[0015]
<1.本開示に係る技術の概要とシステム構成>
(本開示に係る技術の概要)
 図1は、本開示に係る技術の概要について説明する図である。本開示に係る技術においては、ユーザが操作するユーザ端末から送信される情報に基づいて、UTM(Unmanned Aerial System Traffic Management)が、飛行体の一つであるドローンの飛行を管理することで、ドローンの自動操縦が行われる。
[0016]
 まず、ドローンの飛行前に、ユーザ端末から、ユーザにより入力された出発地Sや目的地Gなどのユーザ入力情報が、UTMに送信される。ユーザ入力情報には、ドローンのメーカや型番、バッテリ残量などの機体情報も含まれる。
[0017]
 UTMは、ユーザ端末からのユーザ入力情報に基づいて、ドローンが経由する充電ポートを含む出発地Sから目的地Gまでの飛行経路を設定する。
[0018]
 図1の例では、出発地Sから到達可能な到達可能範囲Fに設置されている充電ポートp1,p2,p3のうちの充電ポートp3が、ドローンが経由する充電ポート(以下、経由ポートともいう)に選択されている。UTMは、充電ポートp3を含む飛行経路を設定し、ユーザ端末に送信する。このとき、UTMは、充電ポートp3に対して予約申請を送信する。このようにして、ドローンは、充電ポートp3を経由して飛行することができる。
[0019]
 一方、経由する充電ポートp3の予約ができないなど、飛行経路の設定に失敗した場合、UTMはドローンの離陸を許可しない。
[0020]
(システム構成)
 図2は、本開示に係る技術を適用した情報処理システムの構成例を示す図である。
[0021]
 図2の情報処理システム1は、ユーザ端末10、UTM20、充電ポート30、およびドローン40から構成される。図2の例では、1つの充電ポート30のみが描かれているが、実際には、複数の充電ポート30が設置されるものとする。
[0022]
 ユーザ端末10は、ユーザが操作するPC(Personal Computer)やタブレット端末、スマートフォンなどで構成され、ユーザにより入力されたユーザ入力情報をUTM20に送信したり、UTM20から送信されてきた情報を画像や音声として出力したりする。
[0023]
 UTM20は、ユーザ端末10からのユーザ入力情報として、ドローン40の飛行経路の設定を申請する経路申請がされると、複数の充電ポート30からポート情報を取得する。UTM20は、取得したポート情報に基づいて、複数の充電ポート30の中から、飛行経路においてドローン40が経由する経由ポートを選択し、その経由ポートに対して予約申請する。このようにして、UTM20は、ドローン40の飛行経路を設定する。
[0024]
 飛行経路の設定に成功した場合、UTM20は、その飛行経路をユーザ端末10やドローン40に送信する。一方、飛行経路の設定に失敗した場合、UTM20は、飛行経路を設定できなかった旨のエラー通知をユーザ端末10またはドローン40に送信する。
[0025]
<2.UTMの構成>
 次に、UTM20の具体的な構成について説明する。
[0026]
 図3は、本開示に係る技術を適用した情報処理装置としてのUTM20の機能構成例を示すブロック図である。
[0027]
 UTM20は、経路計画部100、機体DB(データベース)110、気象DB120、および交通DB130を備えている。
[0028]
 機体DB110は、ドローン40の機体特性として、最大速度、消費電力、バッテリの充電容量などを、メーカ・型番毎に保持している。気象DB120は、天候情報として、降雨量情報、風速情報、風向情報などを保持している。交通DB130は、交通情報として、混雑情報、規制情報、事故情報などを保持している。気象DB120に保持される天候情報や、交通DB130に保持される交通情報は、例えば、所定の時間毎に更新される。
[0029]
 経路計画部100には、ユーザ端末10からのユーザ入力情報として、発着情報150、機体情報160、およびユーザ要望情報170が供給される。
[0030]
 発着情報150は、ドローン40の出発地と目的地を示す座標(位置情報)、出発時刻などを含む。機体情報160は、ドローン40のメーカ・型番、バッテリ残量、積載重量などを含む。ユーザ要望情報170は、飛行経路の設定に関する優先情報、充電ポートの事業者などを指定する指定情報などを含む。優先情報の詳細については後述する。
[0031]
 経路計画部100には、充電ポート30からのポート情報180も供給される。
[0032]
 ポート情報180は、各充電ポート30の予約状況、定格出力などの充電スペック、単位時間あたりの充電にかかる料金、充電ポート30を保有する事業者を表す事業者情報などを含む。
[0033]
 経路計画部100は、ドローン40の出発地から目的地までの移動経路を設定する。経路計画部100は、飛行可否判定部201、到達可能範囲設定部202、経由ポート選択部203、および経路設定部204から構成される。
[0034]
 飛行可否判定部201は、気象DB120からの天候情報と、交通DB130からの交通情報に基づいて、発着情報150に含まれる出発地から目的地までの飛行経路を設定可能な状況であるか否かを判定する。
[0035]
 到達可能範囲設定部202は、機体DB110からの機体特性と、ユーザ入力情報として入力された機体情報160に基づいて、ドローン40の所定位置からの到達可能範囲を設定する。
[0036]
 経由ポート選択部203は、到達可能範囲に設置された充電ポート30の中から、ドローン40が経由する経由ポートを選択する。
[0037]
 経路設定部204は、選択された経由ポートに基づいて、ドローン40の飛行経路を設定する。経路設定部204は、設定した飛行経路や、選択された経由ポートなどを表す情報を含む経路情報を、ユーザ端末10やドローン40に送信する。
[0038]
<3.経路計画処理の流れ>
 次に、図4および図5のフローチャートを参照して、UTM20によるドローン40の経路計画処理の流れについて説明する。図4および図5の処理は、ドローン40の飛行前に実行される。
[0039]
 ステップS1において、経路計画部100は、ユーザ端末10からのユーザ入力情報として、発着情報150、機体情報160、およびユーザ要望情報170を取得する。
[0040]
 ステップS2において、経路計画部100は、機体DB110、気象DB120、および交通DBが保持しているDB情報として、ドローン40の機体特性、天候情報、および交通情報を取得する。ドローン40の機体特性は、ユーザ入力情報として取得した機体情報160に基づいて取得される。
[0041]
 ステップS3において、飛行可否判定部201は、DB情報として取得した天候情報と交通情報に基づいて、ユーザ入力情報として取得した発着情報150に含まれる出発地から目的地までの飛行経路を設定可能な状況であるか否かを判定する。
[0042]
 悪天候などのため飛行経路が飛行不可能でもなく、かつ、交通規制などにより飛行経路が飛行不可能でもなく、飛行経路を設定可能な状況である場合、ステップS4に進む。
[0043]
 ステップS4において、到達可能範囲設定部202は、ドローン40の到達可能範囲Fと、到達可能範囲F内に設置されている充電ポート30のリストである充電ポートリストPを初期化する。到達可能範囲Fと充電ポートリストPは、例えば、UTM20が有する地図情報に基づいて設定・更新される。
[0044]
 ステップS5において、到達可能範囲設定部202は、機体DB110からの機体特性と、ユーザ入力情報として取得した機体情報160に基づいて、ドローン40の所定位置からの到達可能範囲Fを設定する。
[0045]
 具体的には、ドローン40のバッテリ残量と、メーカ・型番で特定される機体特性のうちの消費電力に基づいて、まずは、出発地からの到達可能範囲Fが設定される。このとき、バッテリ残量が少ないほど、ドローン40の飛行可能距離が短くなり、到達可能範囲Fは狭くなる。
[0046]
 ステップS6において、到達可能範囲設定部202は、目的地が到達可能範囲F内に存在するか否かを判定する。
[0047]
 目的地が到達可能範囲F内に存在しないと判定された場合、ステップS7に進み、経由ポート選択部203は、充電ポートリストPを更新する。このとき、ユーザ要望情報170に含まれる指定情報で指定される事業者が保有する充電ポート30以外の充電ポート30が、充電ポートリストPから除外されてもよい。
[0048]
 充電ポートリストPが更新されると、図5のステップS8に進み、経由ポート選択部203は、充電ポートリストPが空リストか否かを判定する。充電ポートリストPが空リストではない、すなわち、到達可能範囲F内に1以上の充電ポート30が設置されている場合、ステップS9に進む。
[0049]
 ステップS9において、経由ポート選択部203は、充電ポートリストP内の充電ポート30のポート情報180を取得する。
[0050]
 ステップS10において、経由ポート選択部203は、ポート情報180に含まれる予約状況に基づいて、予約可能な充電ポート30があるか否かを判定する。予約可能な充電ポート30があると判定された場合、ステップS11に進む。
[0051]
 ステップS11において、経由ポート選択部203は、ユーザ要望情報170に含まれる、飛行経路の設定に関する優先情報に基づいて、到達可能範囲F内に設置され、予約可能な充電ポート30の中から、経由ポートpを選択する。
[0052]
 優先情報は、飛行経路の設定において、目的地までの充電にかかる費用、目的地までの所要時間、目的地までの距離、飛行効率、安全度などのいずれを優先するかをユーザが所望する判断基準を表す情報である。
[0053]
 したがって、経由ポート選択部203は、到達可能範囲F内に設置され、予約可能な充電ポート30の中から、優先情報で表される判断基準に最も適合した充電ポート30を、経由ポートpとして選択する。
[0054]
 ステップS12において、経由ポート選択部203は、充電ポートリストPから、選択された経由ポートpを削除する。
[0055]
 ステップS13において、経路設定部204は、選択された経由ポートpの親ノードを求める。親ノードは、出発地か、または、選択された経由ポートpの1つ前に経由する充電ポート30とされる。
[0056]
 ステップS13の後、図4のステップS5に戻り、これ以降の処理が繰り返される。すなわち、2回目以降のステップS5乃至S13においては、選択された経由ポートpの設置位置からの到達可能範囲Fが設定され、その到達可能範囲F内に設置され、予約可能な充電ポート30の中から、次の経由ポートpが選択される。
[0057]
 ステップS5乃至S13が繰り返される中で、ステップS6において、目的地が到達可能範囲F内に存在すると判定された場合、ステップS14に進み、経路設定部204は、その目的地の親ノードを求める。
[0058]
 ステップS15において、経路設定部204は、これまで求めた親ノードを順に遡り、経由ポートpを確定することで、飛行経路を設定する。また、経路設定部204は、確定した経由ポートpに対して予約申請する。
[0059]
 例えば、図6に示されるように、出発地Sから目的地Gまでの間とその周囲に、充電ポートp11乃至p20が設置されている場合、まず、図7に示されるように、出発地Sを中心とした到達可能範囲F1が設定される。
[0060]
 その後、到達可能範囲F1内に設置され、予約可能な充電ポートの中から、経由ポートが選択される。図7の例では、充電ポートp11乃至p14の中から、優先情報で表されるユーザ所望の判断基準に最も適合した充電ポートp14が、経由ポートとして選択される。出発地Sは親ノードに設定される。
[0061]
 次に、図8に示されるように、充電ポートp14を中心とした到達可能範囲F2が設定される。
[0062]
 その後、到達可能範囲F2内に設置され、予約可能な充電ポートの中から、経由ポートが選択される。図8の例では、充電ポートp13,p15,p16の中から、優先情報で表されるユーザ所望の判断基準に最も適合した充電ポートp16が、経由ポートとして選択される。充電ポートp14は親ノードに設定される。
[0063]
 さらに、図9に示されるように、充電ポートp16を中心とした到達可能範囲F3が設定される。
[0064]
 その後、到達可能範囲F3内に設置され、予約可能な充電ポートの中から、経由ポートが選択される。図9の例では、充電ポートp15,p17,p19の中から、優先情報で表されるユーザ所望の判断基準に最も適合した充電ポートp19が、経由ポートとして選択される。充電ポートp16は親ノードに設定される。
[0065]
 そして、図10に示されるように、充電ポートp19を中心とした到達可能範囲F4が設定される。図10の例では、目的地Gが到達可能範囲F4内に存在するので、充電ポートp19は親ノードに設定される。
[0066]
 これにより、親ノードに設定された充電ポートp19,p16,p14を遡ることで出発地Sから目的地Gまでの飛行経路が設定される。
[0067]
 図5のフローチャートに戻り、ステップS16において、経路設定部204は、設定された飛行経路、選択された経由ポート、目的地までの到着予定時刻などを表す情報を含む経路情報190を出力する。出力された経路情報190は、ユーザ端末10やドローン40に送信される。ユーザ端末10には、経路情報190に基づいて、飛行経路や経由ポート、目的地までの到着予定時刻が提示される。
[0068]
 さて、ステップS3において飛行経路を設定可能な状況でないと判定された場合、ステップS8において充電ポートリストPが空リストであると判定された場合、ステップS10において予約可能な充電ポート30がないと判定された場合には、ステップS17に進む。
[0069]
 ステップS17において、経路計画部100は、飛行経路が設定せず、飛行経路が設定できなかった旨のエラー通知を出力する。出力されたエラー通知は、ユーザ端末10またはドローン40に送信される。ユーザ端末10には、エラー通知が提示される。
[0070]
 以上の処理によれば、飛行経路の設定に関する優先情報に基づいて、複数の充電ポートの中から経由ポートが選択されることで飛行経路が設定されるので、ユーザは、より容易に、ユーザ所望の判断基準に最も適合した経路計画を実現することが可能となる。
[0071]
 また、ドローン40は、充電ポートを経由することができるので、飛行範囲を拡大しつつ、バッテリ不足により途中で墜落などすることなく、確実に目的地まで飛行することが可能となる。
[0072]
 なお、上述した経路計画処理は、ドローン40の飛行前に実行されるものとしたが、飛行中のドローン40の現在位置を出発地として扱うことで、ドローン40の飛行中に実行されるようにもできる。経路計画処理がドローン40の飛行中に実行される場合、一定時間毎に経路計画処理が繰り返されてもよいし、天候情報や交通情報が更新される毎に実行されてもよい。
[0073]
<4.経由ポートの選択の具体例>
 上述したように、到達可能範囲F内に設置され、予約可能な充電ポート30の中から、優先情報で表される判断基準に最も適合した充電ポート30が、経由ポートpとして選択される。
[0074]
 ユーザは、優先情報により、費用、所要時間、距離、飛行効率、安全度などのどれを優先して経由ポートを選択するか、ひいては、どれを優先して飛行経路を設定するかを決めることができる。
[0075]
 以下においては、飛行経路の設定において、目的地までの充電にかかる費用を優先して経由ポートを選択する例と、目的地までの所要時間を優先して経由ポートを選択する例について具体的に説明する。
[0076]
(費用を優先した場合の例)
 まず、図11のフローチャートを参照して、飛行経路の設定において、目的地までの充電にかかる費用を優先した場合の経由ポートの選択処理の流れについて説明する。図11の処理は、上述した図5のフローチャートのステップS11において実行される。
[0077]
 ステップS31において、経由ポート選択部203は、充電ポートリストP内の各充電ポート30での充電にかかる費用M1を計算する。費用M1は、ポート情報180に含まれる単位時間あたりの充電にかかる料金と、機体DB110に保持されているバッテリの充電容量に基づいて算出される。
[0078]
 ステップS32において、経由ポート選択部203は、充電ポートリストP内の各充電ポート30から目的地までにかかる見込み費用M2を計算する。見込み費用M2は、例えば、過去の航空データベースに基づいて、似たような飛行経路を飛行した履歴をもとに算出されるようにする。また、見込み費用M2は、各充電ポート30から目的地まで直線距離で飛行した場合に必要な充電量を、その充電ポート30で充電した場合にかかる仮想的な費用として算出されてもよい。
[0079]
 ステップS33において、経由ポート選択部203は、M1+M2が最小となる充電ポート30を経由ポートpに選択する。
[0080]
 このようにして、目的地までの充電にかかる費用を優先して、経由ポートが選択される。
[0081]
 なお、上述した処理では、基本的には、バッテリは満充電されるものとする。しかしながら、各充電ポート30から次の充電ポート30や目的地までの距離が短い、予約状況によって充電できる時間が限られるなどといった場合には、バッテリが満充電されることを必須の要件とせずに、充電にかかる費用または時間が削減されるようにしてもよい。
[0082]
(所要時間を優先した場合の例)
 次に、図12のフローチャートを参照して、飛行経路の設定において、目的地までの所要時間を優先した場合の経由ポートの選択処理の流れについて説明する。図12の処理もまた、上述した図5のフローチャートのステップS11において実行される。
[0083]
 ステップS51において、経由ポート選択部203は、充電ポートリストP内の各充電ポート30への到達時間T1を計算する。到達時間T1は、例えば、各充電ポート30までの直線距離と、機体DB110に保持されている最大速度に基づいて算出される。
[0084]
 ステップS52において、経由ポート選択部203は、充電ポートリストP内の各充電ポート30での充電時間T2を計算する。充電時間T2は、例えば、ポート情報180に含まれる充電スペックと、機体DB110に保持されているバッテリの充電容量に基づいて算出される。
[0085]
 ステップS53において、経由ポート選択部203は、充電ポートリストP内の各充電ポート30から目的地までにかかる見込み時間T3を計算する。見込み時間T3は、例えば、過去の航空データベースに基づいて、似たような飛行経路を飛行した履歴をもとに算出されるようにする。また、見込み時間T3は、各充電ポート30から目的地まで直線距離で飛行した場合にかかる時間として算出されてもよい。
[0086]
 ステップS54において、経由ポート選択部203は、T1+T2+T3が最小となる充電ポート30を経由ポートpに選択する。
[0087]
 このようにして、目的地までの所要時間を優先して、経由ポートが選択される。
[0088]
 なお、上述した処理では、基本的には、バッテリは満充電されるものとする。しかしながら、各充電ポート30から次の充電ポート30や目的地までの距離が短い、予約状況によって充電できる時間が限られるなどといった場合には、バッテリが満充電されないようにし、充電にかかる時間が短縮されてもよい。
[0089]
 以上においては、本開示に係る技術を、飛行体であるドローンの飛行を制御するUTMに適用した例について説明した。しかしながら、本開示に係る技術を、ドローンに限らず、自律移動する車両や船舶、掃除機などの自律移動ロボットを含む移動体の出発地から目的地までの移動経路を設定する情報処理装置に適用することも可能である。
[0090]
<5.コンピュータの構成例>
 上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
[0091]
 図13は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
[0092]
 コンピュータにおいて、CPU501,ROM(Read Only Memory)502,RAM(Random Access Memory)503は、バス504により相互に接続されている。
[0093]
 バス504には、さらに、入出力インタフェース505が接続されている。入出力インタフェース505には、入力部506、出力部507、記憶部508、通信部509、およびドライブ510が接続されている。
[0094]
 入力部506は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部507は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部508は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部509は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ510は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブルメディア511を駆動する。
[0095]
 以上のように構成されるコンピュータでは、CPU501が、例えば、記憶部508に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース505およびバス504を介して、RAM503にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
[0096]
 コンピュータ(CPU501)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア511に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
[0097]
 コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア511をドライブ510に装着することにより、入出力インタフェース505を介して、記憶部508にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部509で受信し、記憶部508にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM502や記憶部508に、あらかじめインストールしておくことができる。
[0098]
 なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
[0099]
 本開示の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
[0100]
 本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
[0101]
 さらに、本開示に係る技術は以下のような構成をとることができる。
(1)
 移動体の出発地から目的地までの移動経路を設定する経路計画部
 を備え、
 前記経路計画部は、前記移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、前記移動体を充電する複数の充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートを選択する
 情報処理装置。
(2)
 前記優先情報は、前記移動経路の設定において前記目的地までの充電にかかる費用を優先することを表し、
 前記経路計画部は、複数の前記充電ポートの中から、前記費用が最小となる前記経由ポートを選択する
 (1)に記載の情報処理装置。
(3)
 前記優先情報は、前記移動経路の設定において前記目的地までの所要時間を優先することを表し、
 前記経路計画部は、複数の前記充電ポートの中から、前記所要時間が最小となる前記経由ポートを選択する
 (1)に記載の情報処理装置。
(4)
 前記経路計画部は、複数の前記充電ポートそれぞれでの充電時間に基づいて、前記経由ポートを選択する
 (3)に記載の情報処理装置。
(5)
 前記経路計画部は、複数の前記充電ポートそれぞれへの到達時間に基づいて、前記経由ポートを選択する
 (3)に記載の情報処理装置。
(6)
 前記経路計画部は、ユーザにより入力された前記優先情報に基づいて、前記経由ポートを選択する
 (1)乃至(5)のいずれかに記載の情報処理装置。
(7)
 前記経路計画部は、
  前記移動体の所定位置からの到達可能範囲を設定し、
  前記到達可能範囲に設置された前記充電ポートの中から、前記経由ポートを選択する
 (1)乃至(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8)
 前記経路計画部は、前記移動体のバッテリ残量および消費電力の少なくともいずれかに基づいて、前記到達可能範囲を設定する
 (7)に記載の情報処理装置。
(9)
 前記所定位置は、前記出発地または1つ前に経由する前記経由ポートの設置位置である
 (7)または(8)に記載の情報処理装置。
(10)
 前記経路計画部は、前記到達可能範囲に設置された前記充電ポートのうち、ユーザにより入力された指定情報で指定される前記充電ポートの中から、前記経由ポートを選択する
 (7)乃至(9)のいずれかに記載の情報処理装置。
(11)
 前記経路計画部は、ユーザにより入力された発着情報に基づいて、前記移動経路の設定を開始する
 (1)乃至(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12)
 前記発着情報は、前記出発地および前記目的地の位置情報と、出発時刻を含む
 (11)に記載の情報処理装置。
(13)
 前記経路計画部は、設定された前記移動経路をユーザ端末に提示する
 (1)乃至(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(14)
 前記経路計画部は、前記移動経路とともに、前記目的地への到着予定時刻を前記ユーザ端末に提示する
 (13)に記載の情報処理装置。
(15)
 前記経路計画部は、設定された前記移動経路を前記移動体に出力する
 (1)乃至(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(16)
 前記経路計画部は、天候情報に基づいて前記移動体が移動不可能と判断した場合、前記移動経路を設定しない
 (1)乃至(15)のいずれかに記載の情報処理装置。
(17)
 前記経路計画部は、交通情報に基づいて前記移動体が移動不可能と判断した場合、前記移動経路を設定しない
 (1)乃至(15)のいずれかに記載の情報処理装置。
(18)
 移動体の出発地から目的地までの移動経路を設定する情報処理装置が、
 前記移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、前記移動体を充電する複数の充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートを選択する
 情報処理方法。
(19)
 コンピュータに、
 移動体の出発地から目的地までの移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、前記移動体を充電する複数の充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートを選択する
 処理を実行させるためのプログラム。
(20)
 移動体の出発地から目的地までの移動経路を設定する情報処理装置と、
 前記移動体を充電する複数の充電ポートと
 を備え、
 情報処理装置が、
 前記移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、複数の前記充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートを選択する
 情報処理システム。

符号の説明

[0102]
 10 ユーザ端末, 20 UTM, 30 充電ポート, 40 ドローン, 100 経路計画部, 201 飛行可否判定部, 202 到達可能範囲設定部, 203 経由ポート選択部, 204 経路設定部

請求の範囲

[請求項1]
 移動体の出発地から目的地までの移動経路を設定する経路計画部
 を備え、
 前記経路計画部は、前記移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、前記移動体を充電する複数の充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートを選択する
 情報処理装置。
[請求項2]
 前記優先情報は、前記移動経路の設定において前記目的地までの充電にかかる費用を優先することを表し、
 前記経路計画部は、複数の前記充電ポートの中から、前記費用が最小となる前記経由ポートを選択する
 請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項3]
 前記優先情報は、前記移動経路の設定において前記目的地までの所要時間を優先することを表し、
 前記経路計画部は、複数の前記充電ポートの中から、前記所要時間が最小となる前記経由ポートを選択する
 請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項4]
 前記経路計画部は、複数の前記充電ポートそれぞれでの充電時間に基づいて、前記経由ポートを選択する
 請求項3に記載の情報処理装置。
[請求項5]
 前記経路計画部は、複数の前記充電ポートそれぞれへの到達時間に基づいて、前記経由ポートを選択する
 請求項3に記載の情報処理装置。
[請求項6]
 前記経路計画部は、ユーザにより入力された前記優先情報に基づいて、前記経由ポートを選択する
 請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項7]
 前記経路計画部は、
  前記移動体の所定位置からの到達可能範囲を設定し、
  前記到達可能範囲に設置された前記充電ポートの中から、前記経由ポートを選択する
 請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項8]
 前記経路計画部は、前記移動体のバッテリ残量および消費電力の少なくともいずれかに基づいて、前記到達可能範囲を設定する
 請求項7に記載の情報処理装置。
[請求項9]
 前記所定位置は、前記出発地または1つ前に経由する前記経由ポートの設置位置である
 請求項7に記載の情報処理装置。
[請求項10]
 前記経路計画部は、前記到達可能範囲に設置された前記充電ポートのうち、ユーザにより入力された指定情報で指定される前記充電ポートの中から、前記経由ポートを選択する
 請求項7に記載の情報処理装置。
[請求項11]
 前記経路計画部は、ユーザにより入力された発着情報に基づいて、前記移動経路の設定を開始する
 請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項12]
 前記発着情報は、前記出発地および前記目的地の位置情報と、出発時刻を含む
 請求項11に記載の情報処理装置。
[請求項13]
 前記経路計画部は、設定された前記移動経路をユーザ端末に提示する
 請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項14]
 前記経路計画部は、前記移動経路とともに、前記目的地への到着予定時刻を前記ユーザ端末に提示する
 請求項13に記載の情報処理装置。
[請求項15]
 前記経路計画部は、設定された前記移動経路を前記移動体に出力する
 請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項16]
 前記経路計画部は、天候情報に基づいて前記移動体が移動不可能と判断した場合、前記移動経路を設定しない
 請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項17]
 前記経路計画部は、交通情報に基づいて前記移動体が移動不可能と判断した場合、前記移動経路を設定しない
 請求項1に記載の情報処理装置。
[請求項18]
 移動体の出発地から目的地までの移動経路を設定する情報処理装置が、
 前記移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、前記移動体を充電する複数の充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートを選択する
 情報処理方法。
[請求項19]
 コンピュータに、
 移動体の出発地から目的地までの移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、前記移動体を充電する複数の充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートを選択する
 処理を実行させるためのプログラム。
[請求項20]
 移動体の出発地から目的地までの移動経路を設定する情報処理装置と、
 前記移動体を充電する複数の充電ポートと
 を備え、
 情報処理装置が、
 前記移動経路の設定に関する優先情報に基づいて、複数の前記充電ポートの中から、前記移動経路において前記移動体が経由する経由ポートを選択する
 情報処理システム。

図面

[ 図 1]

[ 図 2]

[ 図 3]

[ 図 4]

[ 図 5]

[ 図 6]

[ 図 7]

[ 図 8]

[ 図 9]

[ 図 10]

[ 図 11]

[ 図 12]

[ 図 13]